スーパーファミコンのコントローラーをUSBデバイス化したときの写真が眠っていたので公開します。
たしか、昔のゲーム機のコントローラーを捨てるのはもったいないし、せっかくだから左手デバイス(プログラマブルキーボードって言うのか?)として使えないかと思ってやったはずです。
ゲーム機のコントローラーをUSBデバイス化する人はそこそこいるようで、ググると出てきます。USB変換基板を買う方法もありますが、私はArduino Pro Microを使うことにしました。理由として、市販されている変換基板より安い(当時はArduino互換機が1個600円くらい?)、かつプログラムの書き換えが簡単だったからです。
Arduino Pro Microはこんな感じです。小さいので、コントローラーの中に突っ込めるというわけです。
スーファミコントローラーを分解して、
中の基板とArduinoをはんだ付けして、
邪魔な真ん中の棒を切って、気合でねじこみました。
あとは、ボタンの押下を判定するライブラリ(https://github.com/Kotakku/SFCcontroller)と、キー入力を行うライブラリ(https://www.arduino.cc/reference/en/language/functions/usb/keyboard/)を組み合わせて、例えばAボタンが押されたときに、PCに「Ctrl + Z」を送信するようなプログラムをArduinoに書き込めば完成です。
ゲーム機のコントローラーってとても使いやすいインタフェースですし、人によっては愛着もあるでしょうから、こういう形で使い続けられると楽しいと思います。
皆さんもぜひ試してみたらどうでしょうか、みたいなことを書こうと思ったのですが、Pro Microの値段が以前の2倍近くになっててびっくりしました。もともと電子工作は金のかかる趣味と言われていますが、その傾向が強くなっててちょっと悲しいですね。